世界一詳しい情報で、DV-2020申請の準備をしよう
- 2018.08.31
- グリーンカードについてよくある質問
DV-2020に確実に応募するための準備
今年もアメリカの移住ビザが抽選で当たるDVプログラムの実施時期が近づいてきました。この移住ビザはグリーンカードと言われます。
毎年一度だけ、9月中旬頃にその年度のDVプログラムの応募要項が発表され、10月〜11月くらいの1ヶ月くらいの期間、オンラインでの応募が出来るようになっています。アメリカの国務省が公式のオンラインエントリーフォームを公開するので、無料で応募することができるのです。さすがは移民の国、そして民主主義のアメリカらしい制度です。
しかし、DVプログラムは法律に基づいた制度なので、廃止されることもあるため、グリーンカードジェーピーでは、アメリカ国務省が本年度の実施を発表するまでは、お申込みを受け付けていないのです。
今年の実施が決まればDV-2020というプログラムとなり、世界中の応募対象国の応募者から5万人がグリーンカード取得の権利を得ることが出来るのです。
最低限の応募資格
一国の移住ビザを抽選で与えるということもあり、「誰でも応募することが出来る」わけではありません。ある程度の応募資格は設けられていて、最低限の資格として申請対象国という制限があります。日本はこの対象国に含まれています。また、キャリアとしては「高校を卒業している」ことが条件となります。つまり18才以上ということです。(高校を卒業していなくても職業枠でも応募出来るようにはなっていますが、実際にこの職業枠で応募出来る技能はごく僅かなものです)
それに加えて、オンラインで応募するということは、少なくともパソコンかスマホで、ある程度の操作が可能な環境とスキルが必要とされるわけです。日本はまだしも、通信環境やパソコンやスマホなどが普及していない地域や国の人にとっては敷居の高い制度とも言えます。
さらに本質的な問題なのですが、抽選で移住ビザを与えるということで、広く門戸が開かれた仕組みなのですが、移住してくる人が生活困窮者だったり、テロを起こすような危険な人物だったり、過去に事件や社会的な問題を起こしたような人は当然受け入れないのは言うまでもありません。
応募者がこのような問題を抱えていないか、それを判断するために、応募の段階で確定的かつ基本的な個人情報と本人の顔写真を提出するのですが、この個人情報と写真で不適合者を判別する仕組みが用いられています。特に応募段階では「顔写真」が最も重視される判断材料であり、その後の抽選対象となるかどうかの決定要因として重要です。
では確実にDVプログラムに応募し、抽選対象となるにはどうすればいいのかを解説しましょう。
基本的な個人情報をまとめておく
前述の説明を理解頂ければ言うまでもないのですが、移住ビザの抽選に応募するのですから、その先で当選した場合、応募時点の確定的個人情報に違いがあっては駄目なわけです。例えば個人情報として例にすると、生年月日が1980年1月2日、出生地が日本の大阪府の大阪市で、名前は秋吉勝也(これは筆者の本名です)とした場合、この情報で応募して当選したのに、その後のビザ申請手続で、この変わりようのないないはずの個人情報が間違っていたら、それは「他人」ということになりますね。
そのような間違いを未然に防ぐためにも、DVプログラム応募前に、応募する本人と家族(既婚者は必ず配偶者、21才未満の子供の情報も含めなければなりません。高校卒業以上で独身の場合は単独応募できます)の戸籍抄本を取得して、確定情報として個人情報をまとめておいた方がよいでしょう。特に「出生地」は戸籍抄本で確認するのが最も確実な手段です。この戸籍抄本は、DVプログラム当選後に準備する個人情報資料としても用いるので、書類上は欠かせない資料となります。
ヘボン式ローマ字を理解する
アメリカの移住ビザに応募するので、当然ながらエントリーフォームに記入するのは英語です。日本語をローマ字で入力する必要があるわけです。ローマ字にはヘボン式と訓令式がありますが、アメリカに対して文章を提出するのでヘボン式を用います。このヘボン式を理解していないと、応募時点での間違いが、当選後のビザ申請手続でNGになってしまう事があります。
例えば地名である「にっぽんばし」や「ほっかいどう」を正しくヘボン式ローマ字で記入出来ますか?名前の場合も「いちろう」や「りょうたろう」などをヘボン式ローマ字で正しく記入出来ますか?
上記のような例で正しく書く自信がない場合は、DVプログラムに応募する際に必要な申請情報を予めヘボン式ローマ字に変換して準備しておくことをお薦めします。(※グリーンカードジェーピーにお申込みいただくと、このような手間は一切不要です、日本語入力をグリーンカードジェーピーのシステムが全てエントリー用のヘボン式ローマ字に変換して、応募情報としています。)
写真を準備する
DVプログラムは前述の条件や決まり事を理解して、申請情報を準備しておけば、パソコンかスマホさえあれば無料で応募できる仕組みです。しかし、なぜグリーンカードジェーピーが有料で応募を行っているのか?それは「確実に応募して抽選対象になる」からです。実際にグリーンカードジェーピーのお客様で、昨年のDV-2019では30名のお客様が当選されており、実に日本人の12人に1人がグリーンカードジェーピーから当選しています。
書類上の情報となる個人情報は、前述のように戸籍抄本を元にして、正しくヘボン式ローマ字に変換することができれば、個人であっても準備は可能です。
しかし、個人を特定するのに最も有効な情報は「人相」つまり、その人にしかない「顔の特徴」から由来する個体識別情報です。これは2004年以降に海外に渡航されている方なら覚えがあると思いますが、入国の際に必ず顔認証のためのスキャニングをされているのです。
現在の入国審査システムでも顔認証のシステムは用いられており、不適合者でないかどうかを瞬時に判別しています。
このように非接触でありながら、個人を特定できる顔認証の元となるのが、応募段階で必要なデジタルの証明写真です。
このデジタル証明写真には細かな規定があり、通常のビザ規定にDVプログラムエントリーのための規定が追加されています。この写真規定に関しては昨年のDV-2019の規定が最新となりますので、参照してください。
自分自身で何度応募しても当選しないという方も多く、応募のための申請情報に何らかの誤りがあるのですが、一番多いのはこの写真規定に準拠したデジタル証明写真を準備できないというのが実情です。
グリーンカードジェーピーで無料予約する
グリーンカードジェーピーでは、アメリカ国務省がその年度のDVプログラムの実施を発表するまではお申込みを受け付けていませんが、応募期間は一ヶ月と短く、最も準備に時間が掛かるのが前述の証明写真です。
この証明写真はDVプログラムに応募する時点から六ヶ月以内に撮影されたものであること、更に前年度のDVプログラムに使用した写真の再利用は即失格となります。
DVプログラムの実施は例年どおりであれば、9月中には発表されますので、今から写真を準備しておけば一ヶ月という短い応募期間にも慌てることなく、申請準備が可能です。
この最も難解なデジタル証明写真もグリーンカードジェーピーがご案内している「完璧な写真の準備方法」の通りに撮影すれば簡単に用意することが出来ます。
現在はDV-2020無料予約を受け付けていますので、お申込みいただければお客様専用のマイページが提供されますので、その中で限定的に公開している完璧な写真の準備方法」に沿って今のうちから証明写真を準備しておくことをお薦めします。
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