グリーンカードDVロッタリーに当選しやすい国ってあるんですか?

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アメリカ永住権グリーンカードのDVロッタリーに当選しやすい国ってあるんですか?

あります。日本人の当選確率は現在1%未満と思われます。

先日お客様からこのようなお問合せを頂きました。

「妻がヨーロッパの某国出身です。この場合、一般的な日本人夫婦よりもアメリカ永住権の当選確率が高いのでしょうか?」

この方(奥様)の場合、おそらく日本人に比べて10倍近い当選確率と思われると回答しました。抽選永住権の国別の当選確率は発表されないのですが、当選者数と国別人口を比べると、大まかな当選確率の違いが分かります。DVプログラムは「Diversity Immigrant Visa Program」という正式名称の通り「アメリカにおける移民の国別不均衡を整える為に行われる抽選ビザプログラム」です。そのため、既に多くの移民が流入している中国や韓国、インド、メキシコ、ブラジル、カナダなどの出生者はそもそも申請資格がありません。

ここ数年の全世界の当選確率を調べてみますと、

DV-2010(2008年実施) 0.76%
DV-2009(2007年実施) 1.09%
DV-2008(2006年実施) 1.50%
DV-2007(2005年実施) 1.49%
DV-2006(2004年実施) 1.43%

となっており、これに当社の当選実績を勘案しますと、日本出生者はこれと同様〜少し低い当選確率と考えられます。DV-2010での日本人当選者数は302名です。

DVプログラムは写真を含めオンラインでの申込しか行えません。
このことを逆に考えれば、

●インターネットが発達していない
●アメリカ抽選永住権の情報があまり入ってこない
●データ写真などを簡単に用意できない

ような国の出身者は当選確率が高いのです。

当選数だけで見てみますと、アフリカ全域、バングラデシュ、イラン、ネパール、台湾、トルコ、東欧、ドイツなどは当選確率が高いと思われます。これらの国の出身者と結婚された方は日本人であっても配偶者の申請によって当選に恵まれる率が高いでしょう。

また参考に、「移民の不均衡を整える」という法規目的上、現在アメリカと戦争を行っているアフガニスタンからも昨年のDV-2010において、日本人以上の345名の当選者が出ています。

その他グリーンカードに関するよくある質問はグリーンカードジェーピーをご参照ください。

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