移民改革法可決とDV-2015の実現性

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先週の6月27日、アメリカ上院で移民改革法案が可決され、オバマ大統領が2期目一般教書演説で掲げた移民制度改革がまた一歩前進しました。

今回の法案は、移民法の包括的改革を求めており、その中には抽選永住権プログラム(Green Card Lottery)の廃止が含まれています。

日本メディアでも取り上げられましたのでご覧下さい。

●移民改革法が米上院で可決 不法移民に市民権獲得の道(日経新聞)

米上院は27日の本会議で、オバマ政権が2期目の最重要課題の一つと位置づける移民制度改革法案を賛成多数で可決した。約1100万人に上る米国内の不法移民に市民権獲得への道を開く。IT(情報技術)の技術者らが米国で働きやすいように査証(ビザ)の発給枠をほぼ倍増し、産業競争力の底上げに配慮する措置も盛り込んだ。

〜 中 略 〜

技術者らの受け入れ数を増やすため、一般向けの米国永住権(グリーンカード)抽選は廃止する条項も盛った。国務省は毎年抽選し、年間約5万5千人に永住権を発給している。

この法案が成立すれば、今までのDV枠は全てHビザ枠に割り当てられる事になります。

さらに法案には本年5月に当選発表が行われたDV-2014が最後のDiversity Immigrant Visa Programになるとの具体的に記載されています。

問題はこの法案が成立まで進むかどうかです。
例年通りであれば本年度予定のDV-2015の実施発表は8月下旬頃に行われます。すでに7月に入った事からも、本年分が中止になる可能性は低いのではないかと考えています。
それでも、国務省から正式な発表が無い限り、実施は未知数です。

グリーンカードジェーピーでは国務省からの実施発表があるまでは「DV-2015無料予約」にてご登録を受け付けております。
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