グリーンカード当選後の手続き

グリーンカード当選後の手続き

この記事ではDVプログラム当選後のグリーンカード取得までの大まかな流れについて説明します。毎年手続きの内容が変更されているので、このページは常に最新情報に更新しています、その点はご留意ください。(この記事は2020年9月9日にアップデートしました)

現状ではトランプ大統領の移民停止に関する大統領令で、12月31日まで移民ビザ発給が停止中です。

当選後の手続きは、DV-2019から大きく変わっており、正確に処理出来ない方が多く見受けられますので、注意点などを参考にしてください。特に個人で手続きを進められている方の多くが、最初の手続きとなるDS-260を完了出来ず、グリーンカードジェーピーに多くのサポート依頼が寄せられています。

移民弁護士に依頼している方もおられますが、彼らもITの専門家ではないのでオンライン手続きに関しての知識不足で手続きが出来ないケースが散見されています。

また、諸手続きに関しては、最新の事情や手続きの流れを把握出来ていないなど、実績が乏しく、対応出来ないというケースが数多く報告されています。

尚、DVプログラム当選後のグリーンカード取得手続きの流れは日本国内で進める場合と、すでに非移民ビザで米国滞在中に、ビザの属性を変更するadjust statusでは、手続きの手順や必要書類等も異なります。

また、DVプログラム応募時点でアメリカや日本以外の国や地域から応募された場合、当選後の手続きが日本国内ともadjust statusとも異なりますので、その場合も専門的な知識での手続きが必要となります。

下記からの説明では日本国内でのビザ取得手続きに関して、用語や関係機関を略称を用いて説明します。アメリカは略称文化ですからそれにも慣れてください。

1.ESCでDVプログラム当選情報を確認する

DVプログラムの抽選結果はDV Entrant Status Check(ESC)にアクセスして確認します。当選の場合はケースナンバーが割り当てられるので、そこから面接時期を予測していくことになります。

面接が決定するとこのESCのステータスが更新されて、面接日や面接場所が追加されます。

最新のDV-2021当選確認は、日本時間の2020年5月6日から予定されていましたが、コロナウイルスの影響でアメリカ移民局(USCIS)の業務が停止しているため、業務再開後の6月7日(日本時間)からに延期され、現在DV-2020とDV-2021の抽選結果を確認することができます。

確認する際には、Confirmation Number、ローマ字の名字、西暦生年、文字認証でログインします。グリーンカードジェーピーのサービスをご利用して、応募されたお客様はマイページから当選確認に必要な情報を確認していただけます。

当選結果の確認と、表示されるページの見分け方などは、「DV-2021当選確認方法」のページで詳しく解説していますので、そちらを参考にしてください。

2.DS-260(外国人登録)の記入と申請

当選後最初の手続きが、外国人登録フォームDS-260への情報の入力と申請です。

DS-260はアメリカ政府が永住者の基本情報を事前に把握するために、膨大な記入項目が設定されています。全て英語ローマ字で記入しなければなりません。記入前に準備しておくべき資料等も多く、確認しながら記入しなければなりません。

この手続きには時間を要し、間違いや記入ミスが多く見受けられますので慎重に進めなければなりません。

DS-260は記入項目も予告なくアップデートされており、入力中にエラーも頻繁に発生するので、登録が出来ないという方から多くのご相談が寄せられています。このDS-260でつまずいてしまい、先に進めない方も多く、せっかく当選したDVプログラムも最初の段階で失効しているようです

関連記事:DS-260のエラーについて1 DS-260のエラーについて2

ご自身での入力が難しい場合、有料でDS-260作成代行サービスをご利用いただく事もできますので、ご相談ください。

問い合わせは当選者サポートまで

3.KCC(ケンタッキー領事センター)への面接資料データ提出

DS-260の申請後に行う手続きです。この手続きを完了しないと面接に進みません。

また、規定どおりデータを作成し、メール添付で提出しますが、このデータ化と添付提出でもミスが多発しています。この段階を通過出来ず、面接に進めないというケースも多く確認されています。

グリーンカードジェーピーから当選された方、個人申請で当選者サポートをご利用いただいているお客様には、DS-260申請後に提出手順の詳細をご案内していますので、その手順どおりに手続きを進めましょう。

※注意このデータ提出はケースナンバーから面接月を予測して、少なくとも面接月の3ヶ月前
までに完了させておくべきです。

4.KCCから提出データの処理について通知が届く

上記の手続きを正常に完了すると、KCCから自動返信のメールが届きます。

その後ケースナンバーの進行状況に合わせてKCCがデータの処理を行っています。その処理が進むとKCCから、面接手続きが進んでいるという内容のメール通知が送られてきます。

5.U.SDS(アメリカ国務省)から面接決定の通知が届く

ケースナンバーが面接対象になると面接月の2ヶ月前の20~23日頃にアメリカ国務省からESCを確認するように、という内容でメールが送られてきます。

この通知タイミングは毎月18日前後に更新されるケースナンバーの発表と連動しており、例えば2月18日に4月のケースナンバーが決まると、その2日後くらいに4月の面接対象者にこの通知を送っています。

※注意上記「3.KCC(ケンタッキー領事センター)への面接資料データ提出」が遅くなると、ケースナンバーが面接対象になっていても、その翌月などに繰り下げられます。

6.アメリカ大使館から面接資料を郵送するよう通知が届く

面接日程が決まると、その面接日から約1ヶ月前に、アメリカ大使館から面接資料の一部をレターパックで大使館まで送るようにという内容の通知が送られてきます。

この送付物も間違える人が多いようです。グリーンカードジェーピーから当選された方には詳細をご案内していますので、その手順どおりに準備した資料をアメリカ大使館に送りましょう。

※注意ここで説明しているのは、日本国内で手続きを進め、面接場所にアメリカ大使館を指定した場合の手続きです。

日本国内の面接は、東京のアメリカ大使館か、那覇の領事館のどちらかを指定することができます。アメリカ国内では手続きの進め方が異なります。

7.面接を受ける

当選者サポートで、たまに面接はどんな内容や手続きなのかを尋ねられる事がありますので、今回はその概要をご案内します。

移住ビザ取得の面接と聞いて、何かしら不安を感じたり、緊張される方も多いのですが、警察に尋問される訳でもないので、怖くもなければ、過度に緊張することもありません。

大使館と言ってもお役所です。イメージとしては、市役所で住民票を発行してもらうような感じです。

面接と言っても、持参した資料を提出して、番号札を持って椅子で待ち、自分の番が来たらカウンター越しにいくつか質問に答えるだけで、そのやり取りは数分で終了します。

質問も「アメリカで何をするの?」「どこに住むの?」「卒業したのはいつですか?」
「この内容に間違いはない?」など簡単な内容です。

普段の役所手続きとちがうのは、アメリカ大使館に入るときにセキュリティーチェックを受ける事、持ち込める物に制限があること、そして指紋を採取されることです。

基本的にやり取りは英語ですが、不安な場合は職員に申し出れば、日本語での対応もしてくれます。

面接の際のコツとしては、質問には「聞かれた事には答える。余計な事は言わない。」です。

8.移民ビザと資料が郵送されてくる

面接の際にパスポートを提出しますが、数日後にアメリカ大使館からレターパックが届きます。

パスポートには有効期限付の移民ビザが貼られています。他にも入国手続きやソーシャルセキュリティーナンバーの説明などが同封されています。

入国時にイミグレーションの手続きで担当者に渡す封筒入りの資料もあります、これは絶対に開封しないよう注意してください。

9.移民ビザの有効期限内にアメリカに入国する

上記「8.移民ビザと資料が郵送されてくる」の手続きで郵送されてきた、移民ビザの有効期限内にアメリカに入国して、その空港のイミグレーションで資料を提出します。

この際も担当者がパソコンで入力を進めている間に、面接の時と同じような質問をされたりします。

これでグリーンカード取得手続きは終了です。現状では入国して一ヶ月ほどで指定したアメリカの住所にグリーンカードが届いています。

関連記事:アメリカ移民の一時停止とDVプログラムの現状2

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