バイデン大統領の就任でアメリカの移民政策はどう変わるのか?

バイデン大統領の就任でアメリカの移民政策はどう変わるのか?

アメリカ東部時間1月20日バイデン氏がアメリカ大統領に就任

2020年11月3日に実施されたアメリカ大統領選挙で勝利した民主党のバイデン氏が第46代アメリカ大統領に就任します。1月6日にトランプ大統領の支持者による連邦議会議事堂への乱入事件後、首都ワシントンD.C.では厳戒態勢が敷かれ、異様な雰囲気の中で就任式が行われることになりました。

アメリカ大統領就任式は日本でも視聴可能

就任式のテーマは「アメリカの結束」で、トランプ政権時代に分断されてしまったアメリカ社会の融和を訴えるとされています。就任式ではレディー・ガガによる国歌斉唱なども披露されるようです。

今回の就任式はCOVID-19の感染拡大防止にも配慮して、録画形式を取り入れるなどの対策が行われ、家庭での視聴を呼びかけています。就任式の模様はアメリカの主要放送局やホワイトハウスの公式webメディアなどで配信されるので、日本でも視聴可能です。第46代アメリカ大統領就任式は日本時間で1月20日の23時から開催されます。

Biden Inaugural org(バイデン就任情報サイト)

YouTube Biden Inaugural Committee(バイデン就任委員会)

このほかにもFacebookやtwitterなどのSNS、Amazonプライムビデオなどでも視聴可能です。

バイデン氏とトランプ氏、移民政策の違い

DVプログラムに関心がある方にとっては、アメリカ大統領の移民政策に関しても概要を知っておくべきです。誰が大統領になるかによって、移民政策の方向性が180度転換されることもあり、これはトランプ政権下で露骨なまでに表面化していました。

トランプ大統領は、アメリカ国民の雇用を守り治安を維持するという口実の元で、国境に壁を作り不法入国の防止や取締を強化してきました。オバマ前大統領が取り組んだ、幼少時に親に米国に連れてこられた不法移民を保護する制度(DACA)の廃止を目的とした大統領令を決定するなど強硬措置に踏み切ってきました。(トランプのDACA廃止案は米最高裁が違法と判断)

トランプ氏の移民政策で悪影響を受けたDVプログラム

COVID-19下ではDVプログラムの当選者にも悪影響をもたらすことになった移民停止の大統領令PP10014を発令し、二度の延長を行いました。結果的に昨年9月に米最高裁の判決で復権したDV-2020当選者に発行された移民ビザを事実上無効としたのです。この詳細についてはブログで経緯をまとめていますので、ご参照ください。

参考記事:無効にされた移民ビザの権利を取り戻すために協力してください。

バイデン大統領の移民政策に期待

一方、移民に関して寛容な方針を固めているバイデン氏ですが、大統領就任初日に10を超える大統領令に署名するという表明が出ており、その中にはイスラム圏諸国からの入国制限解除なども含まれています。(この入国制限を実施したのはトランプ氏。当時イスラム圏に対する偏見だという批判が広がったが、米最高裁判所の保守派判事5人が支持した。)

移民はアメリカ成長の原動力で国の根幹を成すものであるというのがオバマ前政権の政策であり、当時副大統領を務めていたバイデン氏も当然この政策を継承しています。この経緯からトランプ氏が発令していた反移民に関する大統領令を覆す動きが期待されており、DACAについては政策の復活を宣言しています。

トランプ氏の就任以来4年に渡って存続を脅かされてきた、DVプログラムに関してもバイデン氏は継続を公約しています。また帰化申請の手続きを改善して、グリーンカード保持者がアメリカ国籍を取得しやすいようにするなどの公約も掲げていますから、政権交代後のアメリカ移民政策には国内外からの期待が高まっています。

 

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