抽選グリーンカードDV2027が中止に!?最新情報を整理
- 2025.12.31
- グリーンカード関連新着情報
米国時間2025年12月18日夜(日本時間12月19日昼)、米国土安全保障省(DHS / U.S. Department of Homeland Security)長官のKristi Noem氏のX投稿を発端とし、抽選グリーンカードプログラム(Diversity Immigrant Visa Program)が中止になるという情報が急速に拡散しました。
今回はこの情報を発端とするDVプログラム中止報道についてと、実際に起こっている最新状況をグリーンカードジェーピーが解説します。
米国土安全保障省長官が「DV1」を停止(Pause)指示
The Brown University shooter, Claudio Manuel Neves Valente entered the United States through the diversity lottery immigrant visa program (DV1) in 2017 and was granted a green card. This heinous individual should never have been allowed in our country.
In 2017, President Trump…
— Secretary Kristi Noem (@Sec_Noem) December 19, 2025
特に翌日には日本語ニュースでも「日本人も対象のアメリカ永住権抽選制度を停止」という見出しで報道され、ご心配のお客様からもたくさんのお問い合わせをいただいています。
The Brown University shooter, Claudio Manuel Neves Valente entered the United States through the diversity lottery immigrant visa program (DV1) in 2017 and was granted a green card. This heinous individual should never have been allowed in our country.In 2017, President Trump fought to end this program, following the devastating NYC truck ramming by an ISIS terrorist, who entered under the DV1 program, and murdered eight people.At President Trump’s direction, I am immediately directing USCIS to pause the DV1 program to ensure no more Americans are harmed by this disastrous program.
─ブラウン大学での銃撃事件の犯人、Claudio Manuel Neves Valente は、2017年に多様性ビザ抽選による移民ビザプログラム(DV1)を通じて米国に入国し、グリーンカードを取得しました。このような凶悪な人物が、そもそも我が国に入国できてはならなかったはずです。
2017年、DV1プログラムで入国したISISのテロリストによるニューヨーク市での車両突入事件が発生し、8人が死亡するという痛ましい事件を受け、トランプ大統領はこのプログラムの終了に向けて闘いました。
トランプ大統領の指示により、私は直ちにUSCISに対し、DV1プログラムを一時停止するよう指示します。この破綻したプログラムによって、これ以上アメリカ人が被害を受けることがないようにするためです。
2025年12月13日に発生した、学生2人が死亡し9人が負傷したブラウン大学での痛ましい銃撃事件の犯人が DVプログラム当選をきっかけにアメリカに入国していたことから、このプログラム維持への疑問が噴出した形です。
「DV1プログラムを一時停止」とは
長官の投稿で重要なのは
I am immediately directing USCIS to pause the DV1 program
─私は直ちにUSCISに対し、DV1プログラムの一時停止を指示
の一文です。
第一報を打ったのがロイターアメリカでした。
🔗 US Homeland Security orders pause of DV1 visa program | Reuters
この報道を元に、日本語でも情報が拡散しました。
ここで重要なのは、Kristi Noem長官は米国土安全保障省(DHS)の長官であり、Diversity Visa Programの応募受付と当選を管理している米国国務省(United States Department of State)に直接指示できる立場ではないということです。
ロイターのニュースも記載されている
U.S. Department of Homeland Security Secretary Kristi Noem said late on Thursday that she has instructed U.S. Citizenship and Immigration Services (USCIS) to pause the DV1 program.
─ 米国土安全保障省(DHS)のクリスティ・ノーム長官は木曜日遅く、米国市民権・移民局(USCIS)に対し DV1プログラムを一時停止するよう指示したと述べた。
これは「DHSの管轄であるUSCISにおけるDV1手続きを一時停止した」ということです。
関連する公式情報も発表され、一時停止の内容は具体的に示されています。
実際には何が起こっているのか
DVプログラムの応募〜当選〜グリーンカード発給までの流れの中で、一時停止対象となったUSCIS(米国移民局)が関わるのは
☑️ アメリカ国内にすでに非移民ビザ(留学ビザ・就労ビザなど)で滞在している人
かつ
☑️ DVプログラムに当選し非移民ビザを移民ビザ(グリーンカード)に切り替える手続き
です。
2025年12月19日 金曜日にこの情報が駆け巡り、週が明けた12月22日 月曜日以降、早速影響が出ています。
しかし、その範囲はUSCISが行う「当選後の処理」です。
2025年5月に発表されたDV-2026の当選者を直撃しており、12月22日以降、当選者は移民ビザは最終発給に至っていません。
その後、国務省も2025年12月23日(米国時間)に「DVのビザ発給(issuance)を一時停止する」と公式に案内しました。面接や予約は継続される一方で、原則としてDV枠のグリーンカード発給は行われない状態です。
当社当選者の方もこの週に大使館での最終面接となりましたが、手続きが保留となっています。
現在DV-2026ご当選の方の手続きが大変な状況になっていますので、グリーンカードジェーピーではDV-2027新規お申込みは一時停止し、当選者の皆様の処理に集中しています。ご了承ください。
個人でDV-2026当選手続きを行なっている方にはかなり難しい状況となっています。グリーンカードジェーピーの当選者サポートへのお申し込みで最新状況を全てお伝えできます。
現在お困りの当選の方はぜひお申し込みください。共に乗り越えましょう。
🔗 グリーンカードジェーピー 当選者サポート
2025年の抽選グリーンカードDV-2027はどうなる?!
2025年12月31日現在、本年度の抽選永住権プログラム、DV-2027について中止との公式発表はありません。特に日本語ニュースはミスリード気味でプログラムそのものが中止と報道されましたがそのような事実は現時点でありません。
抽選応募〜アメリカ国外での当選手続きを管轄する国務省からは、2025年11月5日に、通常より実施が遅れているDV-2027応募期間の変更に関する公式発表がでています。
🔗 Changes to Entry Period for 2027 Diversity Visa (DV) Program
The Department is implementing certain changes to the Diversity Visa (DV) entry process. We will announce the start date for the DV-2027 registration period as soon as practicable, as well as the date that DV-2027 selection results may become available through the Entry Status Check (ESC). These changes will not affect the visa application period for individuals selected for DV-2027, which will remain October 1, 2026, to September 30, 2027.
─ 多様性ビザ(DV)プログラム DV-2027応募期間に関する変更について
国務省は、多様性ビザ(DV)プログラムの応募(エントリー)手続きに関して、いくつかの変更を実施します。DV-2027の登録期間(registration period)の開始日については、可能な限り早く発表するとともに、DV-2027の当選結果がエントリー・ステータス・チェック(ESC)を通じて確認できるようになる日程についても、併せて発表します。
なお、これらの変更は、DV-2027に選ばれた方のビザ申請期間には影響しません。申請期間は従来どおり、2026年10月1日から2027年9月30日までとなります。
国務省が応募受付について発表している公式情報は上記のみとなります。DV-2027より応募方法に変更を行うため通常の10月実施から遅延が発生しており、スケジュールが決定次第発表するとの内容で、中止や一時停止などの内容は何もありません。
トランプ大統領は1期目からこのプログラムの中止を目指していたのは事実ですが、Diversity Visa Programは移民法で決まっているプログラムのためアメリカ上院・下院それぞれで中止法案が可決されないと無くすことはできない仕組みとなっています。
グリーンカードジェーピーでは引き続き最新情報をチェックし、わかりやすく日本語でお届けします。
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