DVプロラグム国別応募数・当選数・当選確率一覧
DV-2012の世界各国の応募者数・当選数が発表されました。
DVプログラムは「移民のバランスを整える」事を目的としているため、国によって当選確率が大幅に異なります。
簡単にいうと、これまでにアメリカに移民が少ない国の出身者は多く当選します。ただし、1回のプログラムで特定の国が全体の7%を越えることが無いよう調整されます。
どの国は当たりやすく、どの国は難しいのか?日本はどれくらいなのか?気になりますよね。
ここでは各地域の代表的な国を挙げながら、DV-2012における当選確率の差を検証したいと思います。
特に、日本でもアメリカでもない、外国生まれの配偶者がいらっしゃる方は要チェックです!!
DVプログラムでは世界を6つの地域(アジア/アフリカ/ヨーロッパ/北アメリカ/オセアニア/中南米および西インド諸島)に分けます。各地域別にまずはアジアから見てみましょう。
アジア | |||
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国 名 | 当選数 | 応募数 | 当選確率 |
日 本 | 435 | 27,175 | 1.60% |
イラン | 4,453 | 289,586 | 1.54% |
ネパール | 3,258 | 238,678 | 1.37% |
バングラデシュ | 2,373 | 7,667,030 | 0.03% |
スリランカ | 708 | 40,792 | 1.74% |
台湾 | 391 | 25,752 | 1.52% |
イラク | 153 | 7,088 | 2.16% |
マレーシア | 118 | 6,935 | 1.70% |
タイ | 73 | 5,852 | 1.25% |
香港 | 54 | 4,229 | 1.28% |
シンガポール | 45 | 2,835 | 1.59% |
日本は『過去の日本人当選確率の推移』記事にもあります通り、DV-2012の当選確率は1.6%、およそ63人にひとりの当選となりました。
アジア地域においてはイラン・ネパール・バングラディシュは以前より当選数4ケタの多輩出国ですが、応募者数も多く、日本よりも当選率が劣る事がわかります。バングラディシュにおいては0.03%、3334人に1人の当選という非常に狭き門となっています。
中国(本土)、韓国、インド、ベトナム出身者はアメリカへの移民が多いため、申請資格がありません。
アフリカ | |||
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国 名 | 当選数 | 応募数 | 当選確率 |
ナイジェリア | 6,024 | 1,470,155 | 0.41% |
ガーナ | 5,832 | 641,777 | 0.91% |
エチオピア | 4,902 | 581,699 | 0.84% |
ケニア | 4,720 | 198,606 | 2.38% |
エジプト | 4,664 | 335,372 | 1.39% |
カメルーン | 3,374 | 143,400 | 2.35% |
南アフリカ | 833 | 21,523 | 3.87% |
次にアフリカです。オンラインからしか応募できないDVプログラムには不利な国もあったりして当たりやすいイメージをもたれがちですが、上記の様な代表的な国は突出して当選確率が高いわけではありません。当選数はアジアに比べると断然多いのですが、応募数も多いので0.5〜2%程度の確率です。
ヨーロッパ | |||
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国 名 | 当選数 | 応募数 | 当選確率 |
ウズベキスタン | 4,800 | 223,129 | 2.15% |
トルコ | 3,077 | 108,015 | 2.85% |
ロシア | 2,353 | 84,097 | 2.80% |
ドイツ | 1,709 | 58,248 | 2.93% |
ルーマニア | 1,327 | 39,355 | 3.37% |
フランス | 574 | 24,713 | 2.32% |
イタリア | 529 | 19,009 | 2.78% |
スペイン | 232 | 7,715 | 3.01% |
スイス | 229 | 6,895 | 3.32% |
スウェーデン | 200 | 6,344 | 3.15% |
ノルウェー | 84 | 2,228 | 3.77% |
ヨーロッパはどうでしょうか。アジアに比べると全体的に2倍ほど当選確率が高く、特に東欧は当選確率3%台、30名に1人ほどの高確率の国が多いようです。イギリスはアメリカへの移民が多いため、申請資格がありません。
北アメリカ | |||
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国 名 | 当選数 | 応募数 | 当選確率 |
バハマ | 15 | 2,134 | 0.70% |
北アメリカ地域に属するのはバハマ一国のみとなります。カナダは移民が多いのでDVプログラム申請資格がありません。
オセアニア | |||
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国 名 | 当選数 | 応募数 | 当選確率 |
オーストラリア | 900 | 1,1699 |
7.69% |
フィジー | 628 | 6,901 | 9.10% |
ニュージーランド | 309 | 3,514 | 8.79% |
注目すべきはオセアニアです。大変当選確率が高く、オーストラリア出生者は13人に1人、ニュージーランド出生者は12人に1人が当選しました。配偶者がこれらの国の方は、非常に有利であると言えます。
中南米および西インド諸島 | |||
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国 名 | 当選数 | 応募数 | 当選確率 |
ベネズエラ | 925 | 35,377 | 2.61% |
キューバ | 292 | 15,795 | 1.85% |
アルゼンチン | 101 | 5,451 | 1.85% |
ボリビア | 84 | 4,703 | 1.79% |
最後に中南米および西インド諸島の国々です。ご存知の通り、メキシコやブラジル、コロンビア、ジャマイカなどはアメリカへの移民が多く申請資格はありません。応募数・当選数共に多くなく、当選率もアジアとあまり変わりないと言えます。
いかがでしたか?数字からいろいろな情報が見えてきますよね。全世界の抽選グリーンカード応募者数は増加の一途にあるのですが、日本の応募者は減少を続けています。(詳しいデータはこちら)
ぜひこのチャンスを逃さずにDV-2013にチャレンジして下さいね。
(※この一覧では全ての国のデータは掲載しておりません。ご了承下さい。)
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