Sさんのアメリカ移住生活スタート

Sさんのアメリカ移住生活スタート

今回、Hello!アメリカン・ライフに近況を寄せていただいたSさんは2020年に実施されたDV-2022に当選され、その後グリーンカードジェーピーの当選者サポートもご利用いただき、無事に移民ビザを取得。9月にグアムでグリーンカードの取得手続き(アクティベート)を完了後、帰国して移住の準備を整えられて、11月初旬にアメリカ本土カリフォルニア州に移住を開始されました。

つい先日、Sさんは移住後の基本的な生活スタート環境が落ち着いてきたということで、その「アメリカ生活準備」の模様を手続き時の状況や資料も交えてレポートしてくださいました。

この準備については移住者の誰もが通る道だと思います。そういった意味でも今後グリーンカードを手にしてアメリカに移住したいと思っている方には、特にリアルに参考になる情報ではないかと思います。

Sさん現在の状況について

現在の会社を退職し、トーランス(TorranceはCAの中核都市。日系企業なども多く治安もよいエリアです)の現地企業に就職。11月いっぱいは前職の有休消化といった状況で、12月1日より現地企業にて就業といった状況です。

 アメリカ移住前に準備したこと

まずは車両購入、車両保険加入です。渡米前に支払いを全て完了させ、渡米後即座に車両を利用できるように手配を行いました。

続いて住居確保です。シェアハウスの確保を行いました。また、現地にて銀行口座を開設する際の住所
証明として、シェアハウスの住所に就業予定の会社からレターの送付をお願いしておきました。

納税管理人選任。駐在ではなく、現在の会社を退職となるため、確定申告を自身で行う必要がありました。渡米のため、確定申告を税理士にお願いすることにして、納税管理人サービスを利用し納税管理人の選任を行いました。

Sさんは現地での就労準備も計画的に進められた上で、移住開始段階から想定されるスケジュールを調整されていたようで、幸先の良いスタートとなったようです。移住後にすぐ行動できるよう、日本に在住中にもできる準備を確実に行った事がその好スタートにつながったようですね。

私もSさんのレポートを拝見して、納税管理人の選任を目にしたとき、これは見落としてしまっている人が多いと思いました。

アメリカへのフライト

United Airlinesのベーシックエコノミーを利用しました。ベーシックエコノミーの手荷物は、預け入れ1 + 手荷物1 が基本ですが、日本⇆アメリカは例外規定があり、預け入れ1 + 手荷物2となっています。Webで検索すると 預け入れ1 + 手荷物1と記載している記事が多くありますが、United AirlinesのHPを確認することをお勧めします。

ロサンゼルス空港での入管手続き

入管については待ち時間10分程度で順番が回ってきました。写真を取り、目的と滞在期間についての質問がありました。グアムでアクティベートしたときもそうだったのですが、滞在期間を聞かれてなんと答えて良いか迷いました。

移住後に実施したこと

11月5日(土)車両受け取り。車両を購入したショップでは、LAXへの送迎サービスがありましたので、
LAXに迎えに来ていただき、ショップへ向かいました。

そのまま住居環境構築。ショップで車両を受け取った足でシェアハウスへ。シェアハウスは家具なしでしたので、鍵を受け取ってから近場のIKEAへ向かってベッドを購入し設置。長旅で疲れたので、この日は近くのスーパーで食事を購入して1日目終了。

11月7日(月)土日を挟んで銀行に口座を開けようと赴いたところ、アポがないとダメと言われた
ので、この日は口座開設を断念。翌日のアポを取る

11月8日(火)CHASEで銀行口座開設。銀行口座の開設手続きでは、パスポートとSSNが必要と言われたが、両方とも家においたまま行ってしまった。SSNについては家にあるということを強調してコピー(写真)で
通してもらい、パスポートの代わりにグリーンカードで対応してもらった。住所確認については、会社から送付してもらったレターで対応してもらい無事に口座開設。

11月14日(月)CHASEから口座のカードが到着。筆記試験を実施。自動車のライセンス+REAL IDを申し込む予定だったため、筆記試験の受験に2通の住所証明が必要かと思い、銀行からのカードの到着を待ったが、筆記試験自体は住所証明書がなくても受験できた。オンラインで筆記試験を受験し、合格。仮免の申請のため、アポを取ろうとするが、28日まで予約が取れないため、直接DMVに行くことにした。

11月15日(火)Torrance DMVに直接行って仮免申請。Webサイトで検索してみると、非常に混んでいるとの記事を見かけたため早めにいってみた。
6時半ころに到着したところ、誰もいなかったため周辺で少し待機。

7時少し前のTorrance DMV

7時過ぎた頃から2,3人並び始めたため、こちらも列に並ぶ、5番目の順番だった。7時15分くらいから係員の方が出てきて要件と必要書類のチェックを実施し受付用紙に記入、配布。

7時30過ぎには30人くらいの列となっていた。実際の手続きは8時から始まり、順番が早いのもあり、5分程度で窓口へ。グリーンカードと住所証明書2点(銀行のカード送付時のレター、車両保険のレター)
を提出。視力検査と指紋、写真をとって仮免許受け取り。

11月21日(月)自動車ライセンス実技試験を実施。予約については仮免許受領後にすぐ実施。予約を行った週については全て埋まっており、翌週明けが空いていたので登録。実技試験については無事合格し、現地での生活環境がほぼ整った感じ。

渡米後の環境を整えるにあたって重要だと思った点

とにかく銀行口座を開設するための住所証明が重要だったと思います。私が契約したシェアハウスは、契約書が日本語でしたので住所証明として使えませんでした。予め会社にレターを送るように依頼していましたが、これがなければ銀行口座も、運転免許証も取得できずに移住開始が頓挫していたかもしれません。
駐在のように会社の後ろ盾がない場合、最初の住所証明をどのように確保するかが鍵かと思います。

アメリカに来と実感した景色

当初、現地の方々と関係していないため、アメリカに来たという実感はあまりありませんでした。アメリカに来たと実感したのは、運転練習のため、グリフィス天文台にいった際の夜景を見た時でした。

地平線までまっすぐ伸びる道路を見て、アメリカに来たんだなと実感しました。

今回、Sさんは11月5日のロサンゼルスに到着した時点から、かなり短期間で着々とアメリカ移住生活の基本的な準備を進めて、先日自動車のライセンス取得と同時にレポートにまとめてグリーンカードジェーピーに寄せてくださいました。

一ヶ月弱でここまでの準備を行い、整えた裏には様々な調査や手配、下準備もあってのことだと思いますが、自動車ライセンス取得後に訪れたというグリフィス天文台からの夜景には、私も息を飲みました。LAを一望して見えた明かりに、人々の活動や街の息吹を感じたのではないかと、私も遠く離れたアメリカの地を懐かしく感じました。

Sさんにとってもやっと一息ついた、本当に落ち着いた瞬間の一枚になったのではと思います。

このブログを執筆している今、アメリカではちょうど感謝祭の週末です。休日を明けてクリスマスシーズンに入ると共にSさんの移住生活が本格的に動き始めますね。また時折現地の様子をお聞かせいただきたいと思います。

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